ご予算や使い勝手を考慮
トイレリフォームといえば「便器をどうしようかな」ということからはじまりますが
- 便器だけ・タンクだけ入替えたい
- 便座だけ入替えたい
- ペーパーホルダーだけ・タオル掛けだけ取付たい
- 手スリを取付たい
- 手洗器だけ取付けたい
- 収納庫だけ取付けたい
とお考えの方もぜひご一報下さい。ご予算や使い勝手を考慮されお選びいただければと思います。
便器の種類
平らな床に設置する和風便器・小便器。一般では和風便器と混同される床に段差のついた兼用便器。主流の洋風便器。
一般的なトイレのリフォームは
- 兼用便器を洋風便器へ
- 洋風便器を洋風便器(タンクレス便器)へ
というものが多く不便は感じないけれどより快適なものや、トイレの水の使用量が家庭全体の30%近くも占めるということで、より省エネ機能を重視したものへと関心が高まってきています。
洋風便器の種類
便器と便座が分かれ便座のみ取り外し交換のできる・・・分離型デザインやお手入れを重視するなら、便器と便座の・・・一体型ですが一体型は便座のみの交換はできませんが、すみずみまで掃除がしやすく衛生的です。
従来の縦型タンクのないタンクレス便器にも分離型と一体型があります。タンクによるの圧迫感がなく広々した感覚を得られ節電・節水機能が強化されているので、少々高価ですが電気代・水代の節約になります。
便座の交換
便器の大きさによりエロンゲートサイズ(大形)とレギュラーサイズ(普通)があり、便座を交換する際の基準となります。サイズの測り方は便座を持ち上げ便座の取付穴から便器の先端までの寸法を測定します。
- エロンゲートサイズ(大形)・・・約47センチ
- レギュラーサイズ(普通)・・・約44センチと3センチのゆとり ※便器の開口部も測定し2重に確認しておきましょう
- エロンゲートサイズ(大形)の開口部(縦の長い方)・・・36~38センチ
- レギュラーサイズ(普通)の開口部(縦の長い方)・・・32~34センチ
便器の種類により取付できないものもありますので、メーカー・品番を連絡頂ければ確実です。
便座の性能
普通便座・暖房便座・温水洗浄便座がありあります。普通便座は便器に座るための便座とフタのみで、暖房機能も洗浄機能もないので季節によって座る前にかなりの覚悟が必要です。
暖房便座の便座には暖房機能がついており冬でも安心して使えます。温水洗浄便座には暖房機能に加え、洗浄・乾燥・脱臭など最近では標準装備となりつつある機能に加え、フタのオート開閉 便器のオート洗浄など多機能なものがあります。
便器のオート洗浄で気をつけなければならないことはご家庭でオート洗浄が当り前になってしまうと、他所で用を足した時に流し忘れることがあるということで特に小さなお子様の場合、自分で流す習慣を身につけられてからの方がよいのではと思います。
正式には温水洗浄便座といいますが、一般の方はメーカーの商品名で言われることが多く、ウォッシュレット(TOTO)かシャワートイレ(INAX)という名で親しまれています。
アクセサリー類
2連式や棚付・収納庫付きのペーパーホルダー
同時におしゃれな手洗い器を設置したり、リング型やフック型のおしゃれなタオル掛け、I型・L型の手摺にはペーパーホルダーやタオル掛けとセットになったものもあります。
インテリア性にすぐれたスタイルのも沢山ありお値段も手ごろなので手スリを取り付ける際、気分転換にセットで交換し楽しまれてみてはいかがでしょうか。
手洗器
タンクレス便器にするとタンクでのの手洗がとれなくなるので、少しスペースができたトイレ内へカウンター式手洗器や、コンパクトでかわいいボール型の手洗器の設置を検討されてみてはどうでしょうか。収納庫とセットになったものなど色・形共にバリーエーションが多数あります。
トイレ内の模様替え
タイルやクロスの貼りかえで清潔感あるトイレへと改装し快適な空間をつくりましょう。タイルには淡い色から原色系まで豊富にあり、模様に至っては地模様があるものや絵を描いたようなデザインタイルまで多数そろっています。
目地材は白だけでなく抗菌性の カラー目地もありお好みに合わせ楽しむことができます。汚れにくい目地も開発されておりますのでクロスより高価とはいえ、丈夫で長持ちするのでタイルファンとってはうれしいことです。
色・柄でいえばクロスもタイルに劣らずバリエーションが豊富です。クロスの張替えは6年~8年といわれており、比較的簡単で安価に施工でき、張り替えることにより見違えるようにお部屋の雰囲気が変わります。 壁用のクロスには布クロス・ビニールクロス・紙クロスなどがあり、湿気やよごれの気になるトイレには消臭性・抗菌機能のあるビニールクロスが適しています。